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パニック障害と診断〜本診〜

名前を呼ばれて、初診の部屋に入りました。すると、ひげを蓄えて、どっしりと構えている優しそうな先生が「こんにちは」と声をかけてくれました。「こんにちは」と返し、先生の後ろ側を見てみると、研修生らしき人が10人ほど座っていました。「おっ・・・」と驚いていると、「いても大丈夫ですか?いやだったら、出て行ってもらいますよ」と先生が言ってくれました。不思議とイヤとは思わず、私で勉強して苦しい人を救ってくれる人になってもらえれば・・・という思いがよぎり「大丈夫です。」とはっきりと答えました。
たくさんの人に見守られる中、再びどんな症状があったのかを話すと、「パニック障害ですね」と先生が言いました。「やっぱり」と私が言うと、先生は「知ってましたか?」と表情を明るくして聞きました。「インターネットで調べていたら、パニック障害と書いてありました。UTU-NETというところで自己診断ができるんです」と言ったら、「すごいですね〜、そこ教えてください」とのこと。こういう会話も、きっと安心できる材料だったのかもしれません。当時は肝臓の薬も飲んでいたので、飲み合わせを聞くと、「大丈夫ですよ」といいながら、ちゃんと辞書でひいてくれました。「徹底的に症状を薬で抑えちゃいましょう。それが一番です。」 あとから知ったのですが、この先生は、パニック障害の専門で、まさに「いい先生に出会えた!」のでした。お薬(パキシル)を処方してもらい、家に帰りました。母と先生、二人の偉大さを知った日となりました。