パニック障害になって思うこと2   感謝

パニック障害になって、本当に「感謝」の気持ちが絶えません。もちろん「パニック障害になったぜ、いぇ〜い!」ということではありません。この病気になって、自分がどれだけの人に支えられて生きてきたかというのを、認識することができました。中学生からの反抗期で、毎日、家事をしてくれていた母への尊敬の念は薄れていましたが、この病気になってからというもの、母がこんなにも大きな存在だと思わない日はありません。パニック障害になる前から、温かい言葉をかけてくれ、病気だとわかった日も付き添い、病気になってからも、態度を変えずに気にかけてくれている母は、この世界で、一番偉大じなんじゃないかと思います。
また、離れずにいてくれる友人達。病気だからといって偏見を持つわけでもなく、今までどおり接してくれ、体調の悪いときは心配してくれる、本当に人間としてできた友人に囲まれて幸せです。頭がいいだけではなく、心意気も最高です。
そして、夫。パニック障害になってから私と付き合い結婚してくれた夫。そして、私との結婚を許してくれた夫のご両親。夫は彼でなければならなかったのだと思います。天気や季節によっても大きく左右されるこの病気を持っているのに、仕事をすることさえも許してくれる夫も、なんて寛大なんだと感謝の念が絶えません。 パニック障害になって、すごくよかっただなんていえません。でも、パニック障害にならなきゃわからなかったであろうことも、たくさんあります。

今は、「病気になったからこそわかったこと」に感謝をして日々をすごしています。